IoT、AI、ノーコード、福祉プラットフォームなど、北海道には「食と観光」だけではない、多彩なプロダクトを手がける企業や個人が数多く存在しています。しかし、それぞれが別々のフィールドで奮闘しているために、互いの存在を知らないままということも少なくありません。
そんな”もったいない”を解消するために生まれたイベントが「プロダクト横丁」です。

2026年3月27日に開催された第1回には、1万件超のIoT導入実績を持つ企業から、認知症予防ラップアプリを開発中の大学1年生まで、実に多彩な顔ぶれが集結。
3分間のライトニングトークで自社プロダクトを紹介しあい、後半は自由に交流する。昔ながらの横丁をふらりと歩くように、思いがけない出会いが次々と生まれた一夜のレポートをお届けします。

「自分も何かつくってみたい」「北海道でビジネスを広げたい」と考えている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
(取材日:2026年3月27日・文:原くみこ)
- 1 イベント概要:「横丁」のようにプロダクトが並ぶ夜
- 2 LTプロダクト紹介:北海道発、個性あふれる12組のプロダクトたち
- 2.1 1. 期日管理を”テンプレート化”。シンプルなお知らせメールツール「きじかん」|(株)インセンブル:濱内氏
- 2.2 2. 1万件超のIoT導入実績とAIで社会を変える|エコモット(株):本間氏
- 2.3 3. AI×対話でWeb制作の常識を壊す「WEB BREW STUDIO」|(株)ダブルエムエンタテインメント:三田氏
- 2.4 4. 代返を撲滅!大学向け出欠管理システム|(同)東雲研究所:不破氏
- 2.5 5. 医療福祉の”すきま”を埋める有償ボランティア「さぽんて」|NPO法人あえりあ:高橋氏
- 2.6 6. 充電時のデータ窃取を”可視化”して防ぐセキュリティデバイス「ハニーシールド(仮称)」|ジャンカーズ(株):干場氏
- 2.7 7. ラップで認知症予防!大学生起業家が挑むアプリ開発|小樽商科大学1年生:山口氏
- 2.8 8. ノーコード業務改善アプリ作成ツール「サスケWorks」|(株)インターパーク:檜垣氏
- 2.9 9. レゴブロックで経営戦略を前に進める「Buildalogue™(ビルダローグ)」|LEAP ARROWS(同):齋藤氏
- 2.10 10. 起業家を応援し、地域を潤す「地域クラウド交流会(ちいクラ)」|札幌地域クラウド交流会実行委員会:小林氏
- 2.11 11. Web3を活用した会員証・チケットアプリ|(株)ニューイング:松田氏
- 2.12 12. 公務員人材と民間をつなぐ!官民連携の架け橋|カントミント(株):中本氏
- 3 北海道に「プロダクトの横丁」を増やしていくために
イベント概要:「横丁」のようにプロダクトが並ぶ夜

2026年3月27日(金)、「第1回 札幌プロダクト横丁 by ロカプレ!」が開催されました。北海道に根ざした企業や個人が集まり、互いのプロダクトを紹介しあうイベントです。
昔ながらの横丁のように多種多様な「店」が軒を連ね、ふらりと立ち寄るだけで思いがけない発見やビジネスの新しい芽が生まれる場を目指して企画されました。構想段階のプロダクトでも登壇OKとし、壁打ちやブラッシュアップの場としても活用できるのが特徴です。
2時間のイベントは大きく二部構成で進行しました。前半は各社3分のライトニングトーク(LT)。さまざまなフェーズのプロダクト開発者やサービスの責任者が登壇し、短い持ち時間でプロダクトの核心をストレートに伝えました。
各LTの後にはロカプレ!編集長の原がその場で即興インタビューを行い、開発背景や今後の展望を引き出します。後半は自由交流タイム。LTで気になった登壇者に直接話しかけたり、協業や課題解決のヒントを求めて名刺交換をしたりと、壁打ちから取引に直結するディープな相談まで、濃い対話の場が広がっていました。
LTプロダクト紹介:北海道発、個性あふれる12組のプロダクトたち
当日のLTには12組が登壇しました。
| # | 登壇者 | プロダクト名 | 一言概要 |
|---|---|---|---|
| 1 | (株)インセンブル:濱内氏 | きじかん | 期日管理をテンプレート化するシンプルなお知らせメールツール |
| 2 | エコモット(株):本間氏 | ゆりもっと/現場ロイド 他 | 1万件超のIoT導入実績とAIで社会課題を解決するプラットフォーム群 |
| 3 | (株)ダブルエムエンタテインメント:三田氏 | WEB BREW STUDIO | AI×対話で初回ミーティング30分でWebサイトを完成させるツール |
| 4 | (同)東雲研究所:不破氏 | (出欠管理システム) | GPS位置情報で代返を防止する大学向け出欠管理システム |
| 5 | NPO法人あえりあ:高橋氏 | さぽんて | 医療福祉の有資格者と地域住民をつなぐ有償ボランティアプラットフォーム |
| 6 | ジャンカーズ(株):干場氏 | ハニーシールド(仮称) | USB充電時のデータ窃取を可視化して防ぐセキュリティデバイス |
| 7 | 小樽商科大学1年生:山口氏 | (ラップ×認知症予防アプリ) | 自分だけのラップ楽曲をAIで作り認知症予防を目指すアプリ |
| 8 | (株)インターパーク:檜垣氏 | サスケWorks | 月額500円以下から使えるノーコード業務改善アプリ作成ツール |
| 9 | LEAP ARROWS(同):齋藤氏 | Buildalogue™(ビルダローグ) | レゴブロックを使って経営戦略を前に進めるファシリテーションサービス |
| 10 | 札幌地域クラウド交流会実行委員会:小林氏 | ちいクラ | 起業家応援×地域経済循環を目指す全国規模の交流イベント |
| 11 | (株)ニューイング:松田氏 | ポーターズパス/ハコパス | Web3を活用した会員証・チケットアプリ |
| 12 | カントミント(株):中本氏 | (官民連携コンサルティング) | 元公務員3名が立ち上げた行政×民間をつなぐコンサルティング事業 |

1. 期日管理を”テンプレート化”。シンプルなお知らせメールツール「きじかん」|(株)インセンブル:濱内氏

最初のLTは、本イベントの主催者自らが”サンプル”として登壇するかたちで始まりました。紹介したのは「きじかん」というお知らせメール作成ツール。予定をメールで通知する、繰り返しの通知を設定する——正直、Googleカレンダーでもできそうな機能です。登壇者自身も「その通りなんですよ」と笑いながら認めていました。
では、何が違うのか。きじかんが徹底的にこだわるのは「シンプルさ」です。マニュアル不要の画面設計に加え、最大の差別化ポイントは業務をテンプレートとして整理できる機能。4年前に親会社ができた際、期日管理の重要性を痛感したことが開発のきっかけで、社内ツールとして生まれたものをプロダクト化しました。現在はβテストが始まったばかりの段階です。
デジタルツールに不慣れな人にこそ、このシンプルさは響くかもしれません。役所や士業の方々がスプレッドシートで業務整理をしている現状に対して、テンプレートで一発作成できる手軽さを提案していきたいと濱内さんは語ります。受託開発企業が初めて自社プロダクトに挑み、その大変さを実感したからこそプロダクト横丁を企画した——そんな裏話も、このイベントの原点を物語っていました。
2. 1万件超のIoT導入実績とAIで社会を変える|エコモット(株):本間氏

「テクノロジーでもっと先の未来へ」をミッションに掲げるエコモット株式会社。1万件以上のIoT導入実績を持ち、IoT・AIの両プラットフォームを自社内で一貫開発できる体制が最大の強みです。現場特有の課題に100%フィットするソリューションをスピーディーに具現化できると語ります。
紹介されたプロダクトは多岐にわたりました。融雪システム遠隔監視「ゆりもっと」、建設現場向けDX「現場ロイド」、交通事故削減「Pdrive」、AI映像監視「morimott」、道路劣化AI「Miruroad」など、いずれも現場課題に根ざしたサービスです。
インタビューでは、水産加工会社との協業を例に挙げ「製造業の暗黙知を形式知化したいような課題があると面白い」とも。設備や生産ラインのデータをAIで活用するビジョンは、IT系以外の起業家にとっても連携の糸口になりそうです。「自社の現場データをどう活かすか」という問いを持っている方にとって、まさに相談相手になり得る存在ではないでしょうか。
3. AI×対話でWeb制作の常識を壊す「WEB BREW STUDIO」|(株)ダブルエムエンタテインメント:三田氏

YouTuberとして再生回数2,000万回、VRコンテンツのリリース実績、サッポロクラシックのCM撮影——多彩すぎる経歴を駆け足で語った三田さんが本題として紹介したのは、Web制作のフローを劇的に圧縮するツール「WEB BREW STUDIO」です。
対話式AIチャットボットを内蔵し、お客さんの目の前でリアルタイムにサイトを生成・修正できるのが最大の特徴。通常は何度もやり取りを重ねるヒアリングから見積もり、ワイヤーフレーム作成までを、初回ミーティングわずか30分で完了させてしまいます。出戻りや認識のずれを大幅に減らせる点が、他のAI生成ツールとの決定的な違いです。
コードが書けない営業担当に持たせて現場で即サイトを作れるため、異業種での活用も広がっています。車の購入者にホームページを付加価値として提供する車屋さんや、クラウドソーシングで収益を上げるフリーランスなど、実際のビジネス事例も紹介されました。「皆さんの時給はいくらですか。それが1時間で終わりますよ」という一言が、このサービスの本質を物語っています。
4. 代返を撲滅!大学向け出欠管理システム|(同)東雲研究所:不破氏

大学向けeラーニング開発のキャリアを活かし、1年前に独立した不破さん。クラウドプラットフォーム「Shinonome Education Cloud」の中でも特に支持を集めているのが、GPS位置情報を活用した代返防止の出欠管理システムです。
QRコードを読み込むだけのシンプルな操作ながら、位置情報で本人確認ができるため代返は不可能。月額1,000円という価格は「ネットフリックスより安くしよう」という発想から設定されたもので、先生個人がクレジットカードでサブスク登録できる手軽さが導入のハードルを大きく下げています。北海道大学での導入後、出席学生が前年比2倍に増えたという実績も印象的でした。
学会ブースでその場で体験してもらい、そのまま登録につなげるという営業手法もユニークです。個人の意思決定で導入できる価格帯にすることで、大学全体の稟議を不要にし、営業サイクルを劇的に短縮する——この戦略は、ターゲットの購買行動を深く理解した価格設計のお手本ともいえます。あらゆる業種の起業家にとってヒントになるのではないでしょうか。
Shinonome Education Cloudは、「学校向け」のサービス機能を実現するクラウドプラットフォームサービ…
5. 医療福祉の”すきま”を埋める有償ボランティア「さぽんて」|NPO法人あえりあ:高橋氏

現役看護師として週4日勤務しながらNPOを運営する高橋さん。「さぽんて」は、医療・福祉・介護の有資格者と地域住民を1時間1,000〜2,000円の有償ボランティアでつなぐプラットフォームです。
公的サービスには月ごとの単位数制限があり、夜間・土日の対応は手薄。訪問看護師には電球交換も頼めず、保険外サービスは1時間5,000円と日常使いには現実的ではありません。本人が我慢するか家族が頑張るしかない——その”すきま”を、有資格者の有償ボランティアで埋めるのが「さぽんて」の発想です。
掲示板に依頼を投稿し、有資格者が手を挙げてチャットでマッチング。専門性に加え「アウトドア好き」「写真好き」といった個性も活かせるのが特徴です。IT企業が多い今回の参加者に対しても、介護離職防止への活用、職員向け研修の提供、イベントのインクルーシブ化支援など、業種を問わない連携の可能性が次々と提案されていました。5月24日開催の「WELLFES」も要注目です。
6. 充電時のデータ窃取を”可視化”して防ぐセキュリティデバイス「ハニーシールド(仮称)」|ジャンカーズ(株):干場氏

端末の即日修理を本業とする干場さんが紹介したのは、USB充電時のデータ窃取を防ぐハードウェアです。ホテルや空港で充電しただけでデータが抜かれる「ジュースジャッキング」はFBIやヨーロッパ当局も警告を出すほど現実的な脅威ですが、既存の防御用デバイスには「いつ抜かれているかわからない」「可視化できない」という問題がありました。
干場さんのデバイスは、窃取の試みを検知すると赤いランプで利用者に危険を知らせつつ、ハッカー側には「盗めた」と思い込ませて実際には情報を破棄するという二重構造。完全に遮断するのではなく、あえて”盗めたふり”をさせることで二次被害も防ぎます。外装を含めすべてメイドインジャパンにこだわっている点も強みです。
空港、ホテル、教育機関など幅広い導入先を視野に入れ、現在は販路拡大のフェーズ。既存製品がある市場でも、ユーザーの不安を「可視化」で解消するというひと工夫が差別化につながる好例ではないでしょうか。
7. ラップで認知症予防!大学生起業家が挑むアプリ開発|小樽商科大学1年生:山口氏

現役大学1年生の登壇に会場がざわめきました。山口さんが開発しているのは、自分の体験や武勇伝を音声入力するとAIがラップの歌詞を生成し、楽曲にしてくれるアプリ。おばあちゃんの物忘れが激しくなったことがきっかけで、「面白くて続けられる認知症予防」を目指しています。
App Storeでの一般リリースに加え、介護士と自宅を訪問してラップを作る見守りサービスや、デイサービスでのレク導入も構想中。すでに実証実験も行っています。さらに、沖縄の企業と「社内でラップの自己紹介をしあう」研修を計画するなど、認知症予防にとどまらない展開も進行中です。
「差別化にとても困っている」という率直な悩みも印象的でした。技術的にはエンジニアが短期間で作れてしまうアプリだからこそ、「使われる場面」を先に押さえにいく戦略が鍵になります。参入障壁が低いプロダクトでどう戦うかという問いは、多くの起業家にとってヒントになるのではないでしょうか。
https://www.instagram.com/rap_older/
8. ノーコード業務改善アプリ作成ツール「サスケWorks」|(株)インターパーク:檜垣氏

20年以上クラウドサービスを提供してきたインターパークが手がける「サスケWorks」は、ドラッグ&ドロップで業務改善アプリを作成できるノーコードプラットフォームです。AIによるテキスト指示での自動生成機能や100種類以上のテンプレートも揃い、導入実績は1,000社以上。
檜垣さんが最も強調していたのはコストパフォーマンスです。ライトプラン5,000円でも11アカウント含まれるため、1人あたり約455円から利用可能。kintoneとの比較では、帳票やOCRなどの機能が外部プラグインなしで使えるため、トータルのランニングコストで差がつくといいます。
画面設計のカスタマイズ性はあえて制限されていますが、そのシンプルさがITリテラシーの低い現場担当者にも使いやすいと好評だそうです。30日間の無料トライアルもWebからすぐに始められるので、起業直後でITツールの選定に迷っている方は、まず試してみる価値がありそうです。
9. レゴブロックで経営戦略を前に進める「Buildalogue™(ビルダローグ)」|LEAP ARROWS(同):齋藤氏

齋藤さんがレゴブロックを持ち込んで紹介したのは、レゴ社が自社の経営戦略用に開発した対話支援メソッドを独自にアレンジしたファシリテーションサービス「Buildalogue™(ビルダローグ)」です。「ビルド(作る)」と「ダイアログ(対話)」を掛け合わせた造語がその名の由来です。
通常の会議で表に出る発言は氷山の一角にすぎず、その下にある価値観や関係性が可視化されないまま形だけの議論に終わってしまう——それが組織停滞の根本原因だと齋藤さんは指摘します。Buildalogue™ では、テーマに応じて一人ひとりがレゴでモデルを作り、それをもとに考えを説明。立体物を介することで忖度なしに本音が引き出されやすくなるのが特徴です。
事業開発のアイデア出しから組織の方向性統一、自治体のまちづくりまで活用場面は幅広く、北海道では提供者がごくわずかという希少性も注目ポイントです。「言葉だけの会議」では引き出せないメンバーの本音を可視化する手法として、覚えておいて損はないサービスです。
LEAP ARROWS(リープアローズ)は、戦略対話セッション Buildialogue™ を通じて、経営・事業・組織に…
10. 起業家を応援し、地域を潤す「地域クラウド交流会(ちいクラ)」|札幌地域クラウド交流会実行委員会:小林氏

ちいクラは、起業家の応援を通じて地域活性化を目指す全国規模のイベントです。小林さんは札幌での開催を担当するイベントオーガナイザーのひとりとして登壇しました。
ちいクラの起業家支援の仕組みはこうです。各地域の起業家5名が3分間プレゼンを行い、参加者が1,000円の参加費のうち500円を「応援したい」と思った起業家に投票します。投票数に応じてその起業家にお金が渡り、事業の次の一手に使ってもらう。しかも、そのお金はAmazonなどではなく地域の店舗で使ってもらうことで、地域経済を回していくという思想が込められています。
全国各地のオーガナイザーがそれぞれの地域で同イベントを企画していますが、北海道では特に活発に開催されており、次回の札幌開催は2026年6月12日(金)の予定です。創業5年以内の起業家であれば登壇可能、起業家でなくても「お手伝い」として参加すれば1分間のPRタイムがもらえるとのこと。
プロダクト横丁とはまた異なる切り口で北海道の起業家を応援するこのイベントも、ぜひチェックしてみてください!
https://www.facebook.com/sapporo.cloud/
11. Web3を活用した会員証・チケットアプリ|(株)ニューイング:松田氏

当日飛び入り参加となったのが、Web3技術を活用した会員証・入場チケットアプリ「ポーターズパス」と「ハコパス」を手がける(株)ニューイングです。
ブロックチェーンによる改ざん耐性を強みに、コミュニティやファンクラブ、会員向けのサービスを提供するオリジナルアプリを手軽につくれるシステムです。商工会議所の会員証、コミュニティスペースの会員証、引退競走馬のファンクラブ会員証、大規模イベントの入場チケットなど、導入事例は多岐にわたります。
ユーザー側は最初にアプリをインストールするハードルはあるものの、一度入れてもらえばライブ音源の限定配信など特別なサービスを届けられるメリットがあると強調されていました。
コミュニティ運営やファンビジネスに取り組む起業家にとって、信頼性の高いオリジナルの会員証やチケットアプリを手軽に構築できるツールとして選択肢に入れておきたいサービスです。
12. 公務員人材と民間をつなぐ!官民連携の架け橋|カントミント(株):中本氏

LTのトリを務めたカントミント株式会社は、札幌市役所の官民連携部門で係長を務めていた3名が共同創業した異色の企業です。「行政と民間はもっとうまく連携できるはず」という思いから、住宅ローンを抱えながらも安定を捨てて退職したという起業エピソードが会場を盛り上げました。
現在は、入札やプロポーザルの提案書作成支援、行政への予算要望の進め方のアドバイスなど、行政の内側を知る人間だからこそできるコンサルティングを提供しています。
「補助金が取れないなら、制度の裏側を知っている元行政職員を活用するのが手っ取り早い」という提案は、多くの参加者にとって新鮮な視点だったのではないでしょうか。行政案件や補助金活用を考えている起業家にとって、覚えておきたい存在です。
北海道に「プロダクトの横丁」を増やしていくために

技術も分野もバラバラ。でも共通していたのは、「北海道から挑戦する」「現場課題に向き合っている」というスタンスでした。
印象的だったのは、登壇者の多くが「差別化に悩んでいる」「販路を広げたい」といった困りごとを率直に語っていたこと。完成品を披露するショーケースではなく、構想段階のアイデアも歓迎する場だからこそ、フラットに知恵を出し合える空気が生まれていました。
北海道には、まだ広く知られていないプロダクトがたくさんあります。それらが横丁のように軒を連ね、ふらりと立ち寄った人が「こんなサービスがあったのか」と驚く。その驚きが、次のビジネスの芽になる。プロダクト横丁は、そんな偶発的な出会いを意図的に設計した場です。
次回の開催情報は、ロカプレ!で随時お知らせしていきます。北海道の起業家の皆さん、あなたの事業やサービスも、ぜひ次の横丁に並べに来てください!






